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孫正義は発明家になる夢もあった。しかしなぜ事業家になり起業したのか?それは数字と歴史と確率から導き出されている計算なのである。集中戦略では30年間の戦いでは都合がよかろう。しかし最低300年間の世界ナンバーワンを目指すなら製品を作るのではなくシステムを売るソフトを売る。システムとは何か?ソフトとは何か?それは考え抜いた理念や戦略や戦術や普遍性のある成功法則なのである。まるでうさんくさい自己啓発のセミナーだと思う方がいるであろう。しかし大業を成すには大きな理念やビジョンがあるから成せるのである。太古の昔からそれは自然の摂理であり歴史が証明しているのである。日々、全てにおいて勝負は決している。スポーツのように分かりやすい結果が出ないだけである。超長期戦略は理念とビジョンから生まれる具体的な目標やゴールである。つまり実は一番緊急な課題であり最重要なのである。50年計画・300年計画・1000年計画・真面目に考えられる人がどれだけいるだろうか。
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